バットマンと寒い夜のお出かけ

バットマンと寒い夜のお出かけ

大阪の天王寺駅は南大阪で一番大きな駅というだけでなく、日本で路上生活者が最も多い地域の一つでもあります。このような路上生活者の支援を、会社での勤務後の夜だけ匿名でされている男性のバットマンさんと知り合いになりました。児童養護施設や老人ホームでのボランティア活動は賞賛されるのに対し、路上生活者へ対する世間の目は一般的に冷たく、そういったことへの支援活動があまり賞賛されないのが日本の現状ではないでしょうか?そのために、バットマンさんも会社には内緒で支援活動をされているということで、私たちが彼をバットマンと呼ぶ理由もそれです。 コズモズ関西フードバンクでもボランティアスタッフを募集していますが、こういった理由で応募が少ないのが現状です。コズモズでは毎年の恒例行事なのですが、特製弁当を大量に作り12月27日の夜に、バットマンさんにも手伝って頂き、路上生活者へそのお弁当を配ってきました。当日は非常に寒く、路上生活者は毛布や段ボールなどを利用しどうにか寒さを凌いでいました。もう少し暖かい時期ならば無料食堂などに来てもらって配給するのが常ですが、あまりにも寒く、できるだけ温かい料理を早く提供したかった為、公園や橋の下、駐車場などを周り、お弁当や新鮮なフルーツ、カレーパン等を配りました。ボランティアの皆さんは終電までかかり、用意したものが全てなくなるまでたくさんの人々にクリスマスのおすそ分けをしました。路上生活者の方々も来年はより良い生活が送れるよう願っていますが、それには社会全体がただ見て願うだけではなく、積極的なサポート体制が必要となると思います。 皆様、どうぞ健やかなクリスマスを。 メリークリスマス!

コズモズフードバンクのパントリー

この写真は、コズモズ関西フードバンク・パントリー(配給)の邦久さんと恵子さんです。コズモズが日本で活動を始めた17年前には、まだフードバンクというシステムはありませんでした。現在でもこのフードバンクをご存知の方は多いとは言い難いのが実情ですが、コズモズの活動に賛同してくださる個人や企業が少しずつ増えてまいりました。そして、ご賛同頂いた地域の企業から余剰食料を寄付して頂き、必要に応じて児童養護施設、老人ホーム、支援センターに毎日無償で配給することができるようになりました。 桃山の倉庫や車両貯蔵庫もありますので、支援が必要な方には、いつでもどなたにでも無償で食料品(野菜、フルーツ、パンなど)をご提供したいと考えております。 当然ながら3月11日の東日本大震災の際には、何を差し置いてもという気持ちで早急に物資支援を行いました。京都、大阪、神戸にお住まいの方でコズモズの活動に興味をお持ちの方、ぜひお気軽にご連絡ください。あなたの力で誰かの毎日を明るくしてみませんか。

The ultimate seat of power

バイナッシングデーは、世界中の賛同者がその日一日中何も購入しないという運動で、毎年11月24日に開催されています。なぜそのようなことをするか。それは単に、世界中の経済活動の指導者に対し、彼らの巨大な事業計画を動かすために必要な資金を出しているのは誰なのかということを思い出させるためです。もしあなたがこのことを忘れてしまっているとしても、それは仕方の無い事です。でも、私たち消費者はその消費活動を通じて産業や経済活動を形作ることができるという、非常に大きな力を持っているのです。 同時に、私たちは何らかの理由で地域社会の繁栄から取り残されてしまった方々のことを忘れてはいません。?Kozmozは、バイナッシングデーの日の夕方に大阪のホームレスに救いの手を差し伸べていました。路上生活を送る彼らに温かい食事を提供し励ましの言葉をかけていたのです。

若年ホームレス急増

大阪の支援施設20代、30代3割 大阪、東京などにあるホームレスのための自立支援センターで、20代、30代の入所者の割合が急増している。大阪は全体の3分の1に達し、東京も4分の1近くが若年層となっている。リーマン・ショック前後の雇用情勢の悪化が、若年ホームレスを生み出していることをうかがわせる。

日本の所得格差の拡大と格差社会の意識化

現在の日本は、「平等な社会」と言えるでしょうか? 少なくとも1990年代のバブル崩壊までは、世界の中でも『日本は貧富の格差が少ない平等な社会』との評価を受けていました。しかし、バブル崩壊後は、、それまでの日本の高度経済成長と終身雇用・年功序列賃金といった日本の雇用慣行によって保たれていた中流階層にも経済的にもかなりの格差が生まれてしまうことになりました。現在は、正規雇用者と非正規雇用者(フリーター、アルバイト、パートタイマー、派遣社員など)との賃金や待遇の格差が問題になり、またそれやの問題が子供を育てにくい環境を誘発して、少子化など別の問題を引き起こしています。また終身雇用の制度も崩れ始めています。

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