熊本地震の後ー支援情報
聞いたことがないような災害。3日間に渡り500以上の地震。 そして、最大マグニチュード7.3Mの揺れ。 家の倒壊、道路の破壊。そして、ガス管の破裂などの被害が多くありました。 その様な状況の中でも奇跡もありました。 瓦礫の中から8カ月の赤ちゃんが無事に救出されました。彼女が寝ている間、彼女が中にいるビルが壊れましたが、瓦礫がうまいこと彼女の周りに落ちて生存空間を作り、彼女を守りました。
ある日、突然…
想像してみて下さい。あなたは五人の子供を持つワーキングマザーで、子供達を育て、良い妻であろうと努力し、すべてがテレビ番組のようにうまくいくように、と期待しています。 そして、ある晩突然…ご主人が帰宅しなかったら。 次の日も、そしてその次の日も、ご主人は帰って来ません…。 そして、ご主人の失踪とともに月々の支払いという問題が起こるのです。 こういう事は、あまりにもしばしば起こります。 そして、コズモズ関西が支援しているワーキングマザーのNさんもこの問題を抱える一人です。数ヶ月の間、Nさんは失踪したご主人からなんの連絡もなく、もちろん金銭的なサポートも一切ありませんでした。。。
感謝
今朝コズモズの郵便箱にこの手紙と200円の募金がありました。 僕は感動して思った。僕たちの周りを見るとレクサスを乗っている人がいたり、50階建てのマンションが作られたり、若い女性は何十万もするヴィトンのバックを持っている。。。おばあちゃんが菓子パンを楽しむのはそんなに難しいことかな? コズモズでは、そう思いません。そして僕や僕の家族が関西のフードバンクを作るために犠牲にした物事がこの手紙を読んで、さらに些細なことだと思った。 あなたの手伝いがあると誰かはその分だけの喜びが与えられる。手伝いがないとその分だけ誰かに与えられません。
釜ヶ崎の希望と絶望
今日は、私たちの食糧支援の車が大阪府西成区、釜ヶ崎地区に向かいました。「銀座通り」と名付けられた通りは、その名の通り長年西日本において夢が生まれ、そして打ち消えていった場所でした。また、中流層に属す日本人の新スタッフにとって、その地を見るのは衝撃的な経験でした。 彼らのコミュニティの一部でありながら、しばしば無視されたり、ただ列車が通過するときに見える場所として捉えられいるその地。釜ヶ崎は最大の日雇い労働者街であり、またそこにはホームレスの人々が数多く暮らしています。 ホームレスの割合は日本最高です。長年、学校に通っていない若者が高い日給を得るためにここに集まってきます。多くは日雇い労働で、給料は当日の現金支給です。
孤児にストロベリーを
「京都に孤児院があるの?」 これは関西フードバンク活動で今週から新ドライバーとして働く人が発した疑問です。 その後彼は、地域にたくさんの孤児院があることに対して驚きました。 そして、車で京都、高槻、茨木の孤児院に赴いて食料を配布するだけでも週に4日かかることに対して。 私たちは地域の孤児院と共に15年間活動をしてきました。 これまで無料で食料を提供する他、清掃からUSJへの旅行までさまざまな活動をしてきました。
バットマンと寒い夜のお出かけ
大阪の天王寺駅は南大阪で一番大きな駅というだけでなく、日本で路上生活者が最も多い地域の一つでもあります。このような路上生活者の支援を、会社での勤務後の夜だけ匿名でされている男性のバットマンさんと知り合いになりました。児童養護施設や老人ホームでのボランティア活動は賞賛されるのに対し、路上生活者へ対する世間の目は一般的に冷たく、そういったことへの支援活動があまり賞賛されないのが日本の現状ではないでしょうか?そのために、バットマンさんも会社には内緒で支援活動をされているということで、私たちが彼をバットマンと呼ぶ理由もそれです。 コズモズ関西フードバンクでもボランティアスタッフを募集していますが、こういった理由で応募が少ないのが現状です。コズモズでは毎年の恒例行事なのですが、特製弁当を大量に作り12月27日の夜に、バットマンさんにも手伝って頂き、路上生活者へそのお弁当を配ってきました。当日は非常に寒く、路上生活者は毛布や段ボールなどを利用しどうにか寒さを凌いでいました。もう少し暖かい時期ならば無料食堂などに来てもらって配給するのが常ですが、あまりにも寒く、できるだけ温かい料理を早く提供したかった為、公園や橋の下、駐車場などを周り、お弁当や新鮮なフルーツ、カレーパン等を配りました。ボランティアの皆さんは終電までかかり、用意したものが全てなくなるまでたくさんの人々にクリスマスのおすそ分けをしました。路上生活者の方々も来年はより良い生活が送れるよう願っていますが、それには社会全体がただ見て願うだけではなく、積極的なサポート体制が必要となると思います。 皆様、どうぞ健やかなクリスマスを。 メリークリスマス!
コズモズフードバンクのパントリー
この写真は、コズモズ関西フードバンク・パントリー(配給)の邦久さんと恵子さんです。コズモズが日本で活動を始めた17年前には、まだフードバンクというシステムはありませんでした。現在でもこのフードバンクをご存知の方は多いとは言い難いのが実情ですが、コズモズの活動に賛同してくださる個人や企業が少しずつ増えてまいりました。そして、ご賛同頂いた地域の企業から余剰食料を寄付して頂き、必要に応じて児童養護施設、老人ホーム、支援センターに毎日無償で配給することができるようになりました。 桃山の倉庫や車両貯蔵庫もありますので、支援が必要な方には、いつでもどなたにでも無償で食料品(野菜、フルーツ、パンなど)をご提供したいと考えております。 当然ながら3月11日の東日本大震災の際には、何を差し置いてもという気持ちで早急に物資支援を行いました。京都、大阪、神戸にお住まいの方でコズモズの活動に興味をお持ちの方、ぜひお気軽にご連絡ください。あなたの力で誰かの毎日を明るくしてみませんか。
The ultimate seat of power
バイナッシングデーは、世界中の賛同者がその日一日中何も購入しないという運動で、毎年11月24日に開催されています。なぜそのようなことをするか。それは単に、世界中の経済活動の指導者に対し、彼らの巨大な事業計画を動かすために必要な資金を出しているのは誰なのかということを思い出させるためです。もしあなたがこのことを忘れてしまっているとしても、それは仕方の無い事です。でも、私たち消費者はその消費活動を通じて産業や経済活動を形作ることができるという、非常に大きな力を持っているのです。 同時に、私たちは何らかの理由で地域社会の繁栄から取り残されてしまった方々のことを忘れてはいません。?Kozmozは、バイナッシングデーの日の夕方に大阪のホームレスに救いの手を差し伸べていました。路上生活を送る彼らに温かい食事を提供し励ましの言葉をかけていたのです。
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